ドリームパスポート

04年6月・北海道	04年11月・チャンピオンズファーム	05年1月・チャンピオンズファーム
05年4月・チャンピオンズファーム	05年6月・チャンピオンズファーム	05年7月・栗東松田博資厩舎入厩
05年9月3日・小倉デビューパドック	05年9月3日・小倉新馬戦	05年9月25日・阪神未勝利戦
05年10月15日・京都で初勝利	05年10月29日・萩Ｓ（ＯＰ）	06年2月12日・きさらぎ賞（Ｇ�V）パドック
06年2月12日・きさらぎ賞（Ｇ�V）勝ち	06年2月12日・きさらぎ賞（Ｇ�V）	06年3月19日・スプリングＳ（Ｇ�U）パドック
06年4月16日・皐月賞（Ｇ�T）返し馬	06年4月16日・皐月賞（Ｇ�T）	06年5月24日・栗東松田博資厩舎にて
06年5月28日・日本ダービー（Ｇ�T）パドック	06年5月28日・日本ダービー（Ｇ�T）	06年6月1日・松田のとっつあんと
06年7月8日・コスモビューファーム	06年9月21日・栗東もどったで〜	06年9月24日・神戸新聞杯（Ｇ�U）パドック
06年9月24日・神戸新聞杯（Ｇ�U）ゴール前	06年10月22日・菊花賞（Ｇ�T）パドック	06年10月22日・菊花賞（Ｇ�T）
06年11月26日・ジャパンカップ（Ｇ�T）	06年12月24日・有馬記念（Ｇ�T）	07年3月18日・阪神大賞典（Ｇ�U）パドック
07年3月18日・阪神大賞典（Ｇ�U）	07年3月18日・阪神大賞典（Ｇ�U）	07年9月18日・コスモビューファーム
07年11月25日・ジャパンカップ（Ｇ�T）	07年12月23日・有馬記念（Ｇ�T）	08年1月27日・ＡＪＣＣ
08年2月23日・京都記念（Ｇ�U）パドック	08年2月23日・京都記念（Ｇ�U）	08年4月6日・産経大阪杯（Ｇ�U）パドック
08年4月6日・産経大阪杯（Ｇ�U）	08年5月4日・天皇賞（春）（Ｇ�T）	08年6月29日・宝塚記念（Ｇ�T）
08年9月2日・コスモビューファーム	08年10月12日・毎日王冠（Ｇ�U）	08年12月・すずらん牧場

ミスコマンダー号の未勝利引退返戻金を利用して、サクッといい血統の馬に出資したのがこの馬。
青鹿毛の美しい馬でした。

デビュー当初は気性が荒く、荒削りでしたが
徐々にレースにも慣れ、
末脚を生かした気持ちのいい走りをしてくれるようになりました。

ただ、勝利には縁が遠く
デビュー戦で負けたのは、阪神ＪＦ（Ｇ�T）を勝ったテイエムプリキュア。
２才時には、あと、当時将来を嘱望されていたフサイチリシャール（朝日杯ＦＳ勝ち）やマルカシェンク（デイリー杯２才Ｓ勝ち）にもやられました。

３才になってからは
メイショウサムソン（皐月賞、ダービー、天皇賞（春、秋））に勝ったり負けたりで
結局、対戦成績はこの子の方がよかったのですが
いかんせん相手が勝ったときのレースがクラシックですので完敗です。

それでも中京競馬場で行われた神戸新聞杯では胸のすくような差しきり勝ちをおさめてくれたし
胸わくわくさせて菊花賞の応援にいったことが思い出されます。
三冠のかかっていたメイショウサムソンをかわして先頭に立ったときは
「やった！！」と大騒ぎしたものですが
結局ソングオブウインドに差されて２着。

続いて果敢に挑戦したジャパンカップでは
なんとディープインパクトの２着。
最高の気分でした。

有馬記念でも好走しましたが、
とにかくこの子には主戦が定まらないという
変わったジンクスがありました。

馬主クラブがジョイからセゾンにかわった明け４才、
ポストディープインパクトをめざして
阪神大賞典に臨みましたが、これまたアイポッパーの２着。
菊花賞に続いて口取り権利を確保しての応援だっただけに残念無念でした。
菊花賞ではタケちゃん（弟）に阪神大賞典ではタケちゃん（兄）にやられてしまいました。

ダービーの後に続いて２度目の骨折をして休養後からは
さらに悲しい運命をたどりました。

２度目のジャパンカップはレース慣れに使って
これまた２度目の有馬記念。
４コーナーで大きくつまずいてしまいました。
このへんの（騎手の）使い方が原因で転厩することになり（しかも美浦へ）
高田潤騎手とは２度と一緒に走れなくなってしまいました。

５才で関東馬（美浦・稲葉厩舎）になってからは
はっきしいって泣かず飛ばずの状態で、
調子をもどすことなく毎日王冠あとに屈腱炎を発症し、
そのまま引退、乗馬となりました。

しがない一口馬主の自分に本当にいい夢みさせてくれたし
きっとこんな馬には今後一生巡り会えないだろうと思います。

この馬に元気づけられたことは数えきれません。
どうかこれからも元気でいてほしいと願ってやみません。