ミホノブルボン

馬のボディビルダっていうんですか、そんな感じの馬でした。
鍛えに鍛え抜かれた筋肉隆々のピカピカした美しい馬体。
それであらゆるレースを逃げ勝つという
頼もしい馬でした。

仁川で見た日本ダービー。
そのとき自分は3着にきたマヤノペトリュースを応援しておりました。
もうちょいだったな、ライスシャワーをいわすには。
でも勝ち馬だけは決まってたな。ミホノブルボンに。

ひと夏こして、京都新聞杯ではピッカピカの馬体をみせてくれました。
ほんま、美しかった。

忘れられないのが最後となった菊花賞。
その日はわたし、結納の日でした。
奈良の五條からクルマで京都の女房の家へ行った帰り、
国道1号線はそりゃもう信じれんほどの混み方でした。
その原因がこやつです。
渋滞の中のラジオで彼が宿敵ライスシャワーにグサッとさされるのを聞きました。

                              
全戦績8戦7勝
施行日 競馬場 レース名 距離 重量 騎手 着順 人気
91.09.07 中京 新馬 芝1000 53 小島貞 1着1番人気
91.11.23 東京 500万下 芝1600 54 小島貞 1着1番人気
91.12.08 中山 朝日杯3才S 芝1600 54 小島貞 1着1番人気
92.03.29 中山 スプリングS 芝1800 56 小島貞 1着2番人気
92.04.19 中山 皐月賞 芝2000 57 小島貞 1着1番人気
92.05.31 東京 ダービー 芝2400 57 小島貞 1着1番人気
92.10.18 京都 京都新聞杯 芝2200 57 小島貞 1着1番人気
92.11.08 京都 菊花賞 芝3000 57 小島貞 2着1番人気