柿本人麿 巻1-46 | |
軽皇子の安騎の野に宿りましし時に、柿本朝臣人麿の作れる歌 阿騎の野に 宿る旅人 うち靡(なび)き 眠(い)も寝(ぬ)らめやも 古(いにしへ)思ふに |
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口訳 | 阿騎の野に今夜旅寝をする人々は、のびのびと横になって眠っているのであろうか。いや誰も、眠るにも寝られやしない、昔の事がいろいろ思い出されて。 |
場所 | 宇陀市大宇陀町迫間・阿紀神社 (元暦校本より) |
原文 | 軽皇子宿于安騎野時、柿本朝臣人麿作歌 阿騎乃野尓 宿旅人 打靡 寐毛宿良目八方 古部念尓 |
写真 | 2011.10.20 |
阿紀神社は「かぎろひの丘」の近くにあります。 能舞台もあります。 |
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