志貴皇子(しきのみこ) 巻1-51
   明日香宮より藤原宮に遷居(うつ)りし後に、志貴皇子の作りませる御歌
  采女(うねめ)の 袖吹きかへす 明日香風 都を遠み いたづらに吹く
口訳   采女の袖を吹きひるがえす明日香の風、今は都が遠くへいってしまったので空しく吹いていることよ。
原文    從明日香宮遷居藤原宮之後、志貴皇子御作歌
  采女乃 袖吹反 明日香風 京都乎遠見 無用尓布久 
場所  高市郡明日香村岡・伝飛鳥板蓋宮跡(揮毫者・平山郁夫)
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2011.2.13
場所  高市郡明日香村豊浦・甘樫丘中腹(揮毫者・犬養孝)
写真  
2011.2.27
平山さんの歌碑も犬養さんの歌碑もそれぞれいいところに立っています。



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