長忌寸奥麿(ながのいみきおきまろ) 巻1-57
   二年壬寅に、太上天皇の参河国に幸しし時の歌
  引馬野(ひくまの)に にほふ榛原(はぎはら) 入り乱れ
  衣(ころも)にほはせ 旅のしるしに
口訳   引馬野(愛知県宝飯郡御津町御馬の野)に、美しく色づいている榛の原。
  その中にみな入り乱れて衣を染めなさい。旅の証しに。
原文    二年壬寅、太上天皇幸于参河國時歌
  引馬野爾 仁保布榛原 入乱 心爾保波勢 多鼻能知師爾
場所  静岡県浜松市中区利町・五社公園 (揮毫者・賀茂真淵)
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2018.2.17
場所  静岡県浜松市中区東伊場町・真淵翁顕彰碑広場 (揮毫者・賀茂真淵)
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2018.2.17
二年壬寅は大宝二(702)年。
10月10日三河に出立、11月13日尾張、17日美濃、22日伊勢、24日伊賀、翌日帰京。
太上天皇は持統天皇。

斉藤のとっつあんにごちそうしてもらったうな重がめちゃくちゃうまかったです。



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