淡海の海 夕波千鳥 汝（な）が鳴けば
情（こころ）もしのに 古（いにしへ）思ほゆ
近江の海（琵琶湖）に夕波がたっている。千鳥よ、お前が鳴けば、心もしなえるように昔のことが思われる。
淡海乃海 夕浪千鳥 汝鳴者 情毛思努尓 古所念
2021.1.30
2021.1.30
「古」天智天皇が活躍した時代。
| 柿本人麿 巻3-266 | |
| 柿本朝臣人麿の歌 淡海の海 夕波千鳥 汝（な）が鳴けば 情（こころ）もしのに 古（いにしへ）思ほゆ |
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| 口訳 | 近江の海（琵琶湖）に夕波がたっている。千鳥よ、お前が鳴けば、心もしなえるように昔のことが思われる。 |
| 原文 | 柿本朝臣人麿歌 淡海乃海 夕浪千鳥 汝鳴者 情毛思努尓 古所念 |
| 場所 | 滋賀県大津市神宮町・近江神宮時計眼鏡宝飾専門学校 （揮毫者・未詳） |
| 写真 | 2021.1.30 |
| 場所 | 滋賀県大津市錦織２丁目・大津京シンボル緑地 （揮毫者・未詳） |
| 写真 | 2021.1.30 |
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「しのに」心がしおれるさま。 「古」天智天皇が活躍した時代。 |
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