大伴旅人 巻3-334
   帥(そち)大伴卿(おほとものまへつきみ)の歌
  わすれ草 わが紐(ひも)に付く 香具山の
  故(ふ)りにし里を 忘れむがため  
口訳   わすれ草を私は着物の下紐につけて、青春を過ごしたふるさと香具山への思いを忘れよう。
場所  橿原市城殿町・本薬師寺跡 (揮毫者・黒岩重吾)
原文    帥大伴卿歌
  萱草 吾紐二付 香具山乃 
  故去之里乎 忘之為
写真  
2011.2.20
本薬師寺跡とはいえ、なんかすごいリラックスした場所に立っています。



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