紀皇女(きのひめみこ) 巻3-390 | |
紀皇女の御歌一首 軽の池の 浦廻(うらみ)行き廻る 鴨すらに 玉藻のうへに 独り宿(ね)なくに |
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口訳 | 軽の池の浦を泳ぎまわる鴨ですら玉藻の上で独り寝ることはないのに。 (私が一人寝るのは悲しい) |
場所 | 橿原市石川町・剣池 (揮毫者・辰巳利文) |
原文 | 紀皇女御歌一首 軽池之 浦廻往轉留 鴨尚尓 玉藻乃於丹 獨宿名久二 |
写真 | 2011.2.7 |
剣池(石川池)の向こう側にみえるのは孝元天皇御陵です。 |
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