大伴坂上郎女 巻4-760
   大伴坂上郎女の竹田庄(たけだのたどころ)より女子(むすめ)の大嬢(おほをとめ)に贈れる歌
  うち渡す 竹田(たけだ)の原に 鳴く鶴(たづ)の 間(ま)なく時なし 我が恋ふらくは 
口訳   広々とつづく竹田の原で鳴く鶴のように、絶え間もなく、私は娘のおまえのことをいつもおもっているのです。
原文    大伴坂上郎女従竹田庄贈女子大嬢歌
  打渡 竹田之原尓 鳴鶴之 間無時無 吾戀良久波 
    
場所  橿原市東竹田町・竹田神社境内(揮毫者・久我高照)
写真  

  
2011.2.25 
場所  橿原市東竹田町・竹田の原橋(揮毫者・未詳)
写真  
2011.11.10
 
大伴坂上郎女が、娘の大嬢(おおおとめ)に贈った歌。
「竹田」は現在の奈良県橿原市竹田町。
この辺りは大伴氏の領地でした。



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