山上憶良 巻5-902
   
  水沫(みなわ)なす もろき命も 栲縄(たくなわ)の
  千尋(ちひろ)にもがと 願ひ暮らしつ
口訳   命は水の泡のようにはかないものだが、千尋ほど長く続いてほしいなと願って暮らして来たことだ。
場所  奈良市北御門町・五劫院境内 (揮毫者・西橋香峰)
原文    
  水沫奈須 微命母 栲縄能 千尋尓母何等 慕久良志都
写真  
  
2021.2.14
歌碑のある五劫院は、ふだんは非公開ですが時期を限って予約制で拝観できます。
五劫思惟阿弥陀仏坐像という頭に特徴のある仏様が御本尊です。



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