山部赤人 巻6-919 | |
若の浦に 潮満ち来れば 潟をなみ 葦辺をさして 鶴鳴き渡る |
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口訳 | 和歌の浦に潮が満ちて来て干潟がなくなったので 葦の生えている方へ鶴は鳴いて飛んで行く |
場所 | 和歌山県和歌山市紀三井寺・明和中学校 (揮毫者・未詳) |
原文 | 若浦尓 塩満来者 滷乎無美 葦邊乎指天 多頭鳴渡 |
写真 | 2020.12.19 |
「若の浦」は和歌山市和歌の浦一帯。 「潟をなみ」潟がないので。この歌が〈片男波〉という地名の元になった。 |
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