山部赤人 巻6-924
   
  み吉野の 象山(きさやま)の際(ま)の 木末(こぬれ)には
  ここだもさわく 鳥の声かも
口訳   み吉野の象山の谷あいの木々の枝先で
  ほら、こんなににぎやかにさえずる鳥たちの声だ。  
場所  吉野郡吉野町喜佐谷・桜木神社境内(揮毫者・鹿児島寿蔵)
原文    
  三吉野乃 象山際乃 木末尓波 幾許毛散和口 鳥之聲可聞
写真  
2012.4.21
聖武天皇が即位してまもなく、吉野に行幸した時にお供をしていった山部赤人の歌。
吉野の自然の穏やかさを讃える歌になっています。



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