山部宿禰赤人 巻6-925
歌
ぬばたまの 夜の更(ふ)けぬれば 久木(ひさき)生(お)ふる
清き川原に 千鳥しば鳴く
口訳
夜が更けて、久木の生い茂る清らかな川原で、千鳥がしきりに鳴いている。
場所
橿原市南浦町・万葉の森 (揮毫者・扇谷弘尚)
原文
烏玉之 夜乃深去者 久木生留
清河原尓 知鳥数鳴
写真
2011.3.6
聖武天皇が吉野離宮に行幸なさった時に、山部赤人が作った歌です。
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