船王 巻6-998
   船王の歌
  眉(まよ)のごと 雲居に見ゆる 阿波の山 懸けて漕ぐ舟 泊り知らずも
  
口訳   眉のように雲間に見える阿波の山をめざして漕いでいく舟が見える。今日どこに泊まるか、そのあても知らないことよ。  
原文    
  如眉 雲居尓所見 阿波乃山 懸而榜舟 泊不知毛
 右一首、船王作

場所  徳島県徳島市眉山町・眉山頂上 (揮毫者・犬養孝)
写真

  
2015.3.23
徳島マラソンの遠征にからめて眉山の万葉歌碑を見てきました。
歌にある「眉のような阿波の山」とは眉山のとと、といわれています。
徳島の象徴ともいえるなだらかな山。
歌碑は眉山の頂上に建っています。



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