柿本人麿 巻7-1093
   山を詠める
  三諸(みもろ)の その山並(やまなみ)に 子らが手を
  巻向山(まきむくやま)は 継(つぎ)のよろしも 
口訳   三輪山の山並みに連なる巻向山。その山のつづき具合は本当にいいなあ。
場所  桜井市穴師・県道脇 (揮毫者・佐藤佐太郎)
原文    詠山
  三毛侶之 其山奈美尓 兒等手乎 巻向山者 継之宜霜
写真  
2011.12.22
「みもろ」は「神の降り来臨する場所」。
「子らが手を」は巻向山にかかる枕詞。



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