柿本人麻呂 巻7-1094
   山を詠める
  我が衣(ころも) 色つけ染(そ)めむ 味酒(うまさけ)
  三室(みむろ)の山は 黄葉(もみち)しにけり
口訳   私の衣をその美しい色で染めよう。三輪山はみごとに紅葉しはじめたなあ。
場所  桜井市三輪・平等寺境内 (揮毫者・林房雄)
原文    詠山
  我衣 色服染 味酒 三室山 黄葉為在
写真  

  
2011.10.1
平等寺は聖徳太子創建と伝えられ、大神神社の神宮寺として寺勢を誇ったそうです。
明治の廃仏毀釈で完全に廃絶したあと再建されたものだそうです。



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