未詳 巻7-1112
歌
はねかづら 今する妹を うら若み
いざ率川の 音のさやけさ
口訳
はねかづらを今つけているおとめがうら若く初々しいので、
いざいざと誘う、その率川の瀬音のすがすがしいことよ。
場所
奈良市本子守町・率川神社境内 (揮毫者・木山照道)
原文
波祢蘰 今為妹乎 浦若三 去来率去河之 音之清左
写真
2013.11.10
はねかづらとは、年ごろになった少女がつける髪飾り。
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