柿本人麿 巻7-1118
   葉を詠める
  いにしへに ありけむ人も わが如(ごと)か
  三輪の檜原(ひばら)に 挿頭(かざし) 折りけむ
口訳   昔の人も、今私たちがしているように、この三輪の檜原で、小枝を折って髪に挿(さ)したことでしょうか。 
原文    詠葉
  古尓 有險人母 如吾等架 弥和乃檜原尓 挿頭折兼
場所  桜井市茅原・井寺池 (揮毫者・吉田富三)
写真  


2011.2.8
場所  橿原市南浦町・万葉の森 (揮毫者・木山照道)
写真  


2011.10.18
桧(ひのき)などの常緑樹の枝を髪に挿すことは、樹木の聖霊の力を身につける意味があったようです。



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