未詳 巻7-1335
   山に寄せたる
  思ひあまり 甚(いた)もすべ無(な)み 玉襷(たまたすき)
  畝火の山に われは標(しめ)結(ゆ)ふ
口訳   恋しくて、思い余ってどうしようもないので、畝傍山(うねびやま)に、(私のものだという)しるしを結び付けるのです。   
場所  橿原市大谷町・畝火山口神社 (揮毫者・樋口清之)
原文    寄山
  思余 痛文為便無 玉手次 
  雲飛山仁 吾印結  
写真  

  
2011.3.20
畝火山口神社。
安寧天皇御陵もそばにあります。



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