2
未詳 巻7-1366
歌
鳥に寄せたる
明日香川 七瀬の淀に 住む鳥も
心あれこそ 波立てざらめ
口訳
明日香川の多くの瀬のよどみに住む鳥だって、心があるからこそ波を立てないのだろうに。
(世間が騒ぎたてるのは心がないからなのか)
場所
高市郡明日香村祝戸・飛鳥稲淵宮跡 (揮毫者・犬養孝)
原文
寄鳥
明日香川 七瀬之不行尓 住鳥毛
意有社 波不立目
写真
2011.2.19
このあたりの棚田の雰囲気、好きです。
トップページへ