山部赤人 巻8-1431
   
  百済野(くだらの)の 萩の古枝(ふるえ)に 春待つと
  居(を)りし鴬(うぐひす) 鳴きにけむかも
口訳   百済野の萩の古い枝に、春を待っていた鴬は、もう鳴きはじめたでしょうか。
場所  北葛城郡広陵町百済・百済寺境内 (揮毫者・犬養孝)
原文    
  百済野乃 芽古枝尓 待春跡 居之鴬 鳴尓鶏鵡鴨
写真  


2011.11.27
百済寺は住宅地に囲まれてひっそりと残っています。
鎌倉時代の建築という三重塔がみごとです。



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