大伴坂上郎女 巻8-1432
   大伴坂上郎女の柳の歌
  我が背子が 見らむ佐保道(さほぢ)の 青柳(あをやぎ)を
  手折(たを)りてだにも 見むよしもがも
口訳   あなたがご覧になったであろう佐保の道の青柳を、手折った枝だけでも見ることができればよいのに。
場所  奈良市法蓮町・春日野荘前庭 (揮毫者・坂本信幸(国文学者))
原文    大伴坂上郎女柳歌
  吾背兒我 見良牟佐保道乃 青柳乎 手折而谷裳 見縁欲得
写真  


2014.3.2
「佐保」は現在の奈良市の法華寺町、法蓮町あたりです。



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