長屋王(ながやのおほきみ) 巻8-1517
   長屋王の歌
  味酒(うまさけ) 三輪の祝(はふり)の 山照らす
  秋の黄葉(もみち)の 散らまく惜しも 
口訳   三輪の神に仕える人がまもっているその山を照らしている秋の黄葉が散ってしまうのが惜しいことです。
場所  桜井市三輪・大神神社宝物庫前 (揮毫者・堂本印象)
原文    長屋王歌
  味酒 三輪乃祝之 山照 秋乃黄葉乃 散莫惜毛
写真  
2011.5.5
「味酒(うまさけ)」は、三輪を導く枕詞です。
「はふり(祝)」は、神に仕える人(神職:しんしょく)を指します。



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