山上憶良 巻8-1538 | |
山上臣憶良の、秋の野の花を詠める歌 萩の花 尾花(をばな)葛花(くずはな) 瞿麦(なでしこ)の花 女郎花(をみなへし) また藤袴(ふぢばかま) 朝貌(あさがほ)の花 |
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口訳 | 秋の野に咲く七種類の花は、萩、すすき、くず、なでしこ、おみなえし、そして藤袴、朝顔。 |
原文 | 芽之花 乎花葛花 瞿麦之花 姫部志 又藤袴 朝皃之花 |
場所 | 奈良市春日野町・春日大社境内 (揮毫者・前田圭立) |
写真 | 2012.2.3 |
秋の七草を旋頭歌形式(五・七・七・五・七・七)で詠っています。 「朝顔」は現在のアサガオではなく、桔梗(ききょう)、むくげ等ではないかとの諸説があります。 |
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場所 | 東京都墨田区東向島・向島百花園 (揮毫者・未詳) |
写真 | 2012.2.3 |
2013年の東京マラソン遠征時に向島百花園でおなじ歌の歌碑をみつけました。 梅がきれいに咲いていました。 |
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