文忌寸馬養(あやのいみきうまかひ) 巻8-1580
歌
さ男鹿の 来立ち鳴く野の 秋萩は
露霜負(つゆしもお)ひて 散りにしものを
口訳
雄鹿が来て佇んで鳴く野の秋萩は、露霜をかぶってもう散ってしまった。
場所
宇陀市榛原八滝・文禰麿の墓前 (揮毫者・直木孝次郎)
原文
棹壮鹿之 来立鳴野之 秋芽子者 露霜負而 落去之物乎
写真
2011.12.12
文禰麿は作者の父。
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