未詳 巻9-1696
   名木川にして作れる歌
  衣手の 名木の川辺を 春雨に
  我れ立ち濡ると 家思ふらむか
口訳   名木川で作った歌
  私は名木川の川辺で春雨に濡れながら佇んでいるのだけれど、
  わが妻はそんな私のことを心配してくれているだろうか。
原文    名木河作歌
  衣手乃 名木之川邊乎 春雨 吾立沾等 家念良武可
場所  京都府宇治市伊勢田町・伊勢田小学校 (揮毫者・未詳)
写真  


2021.1.9
「名木川」なきかわ。京都府宇治市南部を流れる川。
小学校の校舎と校舎の間にあったので、なかなか発見できませんでした。






トップページへ