舎人皇子(とねりのみこ) 巻9-1706
   舎人皇子の御歌
  ぬばたまの 夜霧は立ちぬ 衣手(ころもで)の
  高屋(たかや)の上に 棚引(たなび)くまで
口訳   真っ暗な夜に、霧が立っている。高屋の上にたなびくほどに。
場所  桜井市高家・柏木氏宅前 (揮毫者・熊谷守一)
原文    舎人皇子御歌
  黒玉 夜霧立 衣手 高屋於 霏微麻天尓
写真  


2012.2.19
歌碑の建っている桜井市高家まではとんでもない坂をのぼりました。
でもそこからは奈良盆地が一望でき、若草山もよく見えました。
すごくいいところです。
日本書紀編纂の総裁となった皇子は天武天皇の第3皇子。



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