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  柿本人麻呂歌集 巻9-1709
   弓削皇子(ゆげのみこ)に献れる歌一首
  御食(みけ)向ふ 南淵山(みなふちやま)の 巌(いはほ)には 落(ふ)りしはだれか 消え残りたる
   右は、柿本朝臣人麻呂の歌集に出づ。
口訳   御食に供える蜷(みな)、南淵山の岩には、降ったまだら雪が消え残っているのだろうか。
原文    献弓削皇子歌一首
  御食向 南渕山之 巌者 落波太列可 削遺有 
   右、柿本朝臣人麻呂之歌集所出。
場所  高市郡明日香村島庄・石舞台古墳そば売店横(揮毫者・辰巳利文)
写真  


2011.2.19 
売店の横にひっそりと立っています。
場所  高市郡明日香村坂田・坂田寺跡(揮毫者・犬養孝)
写真  

  
2011.2.27
坂田寺跡の歌碑は南淵山に向かって立っています。
反対向きに立っていたらいいのになと思います。



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