柿本人麿 巻10-1814
   春の雑歌
  古(いにしへ)の 人の植ゑけむ 杉が枝(え)に
  霞たなびく 春は来(き)ぬらし
口訳   昔の人が植えたのだろう、その杉の枝に霞がたなびいている。春が来たのでしょう。 
場所  桜井市茅原・檜原神社 (揮毫者・徳川宗敬)
原文    春雑歌
  古 人之殖兼 杉枝 霞霏微 春者来良芝 
写真  


2011.5.5
檜原神社は、大神神社の摂社の一つ。
三輪山を御神体とし、鳥居が連なった珍しい形の「三ツ鳥居」が有名な神社です。



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