未詳 巻10-2096 | |
真葛原(まくずはら) なびく秋風 吹くごとに 阿太(あだ)の大野の 萩の花散る |
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口訳 |
葛の葉をなびかせる秋風が吹くたびに、阿太の大野の萩の花が散っていくよ。 |
原文 | 真葛原 名引秋風 毎吹 阿太乃大野之 芽子花散 |
場所 | 五條市西阿田・行円寺奥 (揮毫者・阿波野青畝) |
写真 | 2011.12.5 |
伊勢街道から畑の中の道を登ったところに行円寺がありますが、 歌碑はそこからさらにけわしい山道を登ったところにあります。 |
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場所 | 五條市大野新田・阿太峯神社 (揮毫者・橋本文吉) |
写真 | 2013.8.15 |
行円寺のある西阿田から丘陵をのぼったところに阿太峯神社があります。 高原で、見晴らしもよく、歌にうたわれたひろがりが感じられます。 |
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