未詳 巻10-2177
   山を詠める
  春は萌 夏は緑に 紅の
  まだらに見ゆる 秋の山かも
 
口訳   春は萌黄(もえぎ)色に、夏は緑色に、そして今や紅葉をまじえて美しく見える秋の山よ。
原文    詠山
  春者毛要 夏者緑丹 紅之 綵色尓所見 秋山可聞
場所  長野県千曲市戸倉・千曲市役所戸倉支所 (揮毫者・未詳)
写真  


2014.4.20
長野マラソン遠征シリーズ。

春から夏、そして秋・・・一年の移ろいを詠んだ歌。



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