未詳 巻10-2185
   黄葉を詠める
  大坂を わが越え来れば 二上に
  黄葉(もみちば)流る 時雨ふりつつ
口訳   大坂を越えてくると、二上山までやってくると風に吹き散らされた黄葉が流れている。
  時雨が絶え間なく降り続いている中で。
原文    詠黄葉
  大坂乎 吾越来者 二上尓 黄葉流 志具礼零乍   
場所  葛城市染野・二上山雌岳頂上 (揮毫者・未詳)
写真   

    

    

    


2011.12.16
大坂は以前の奈良県北葛城郡下田村(現在は香芝市)で、大和から河内へ越える坂になっています。
二上山は、北の雄岳(517m)、南の雌岳(474m)の双峰からなり、万葉人に神聖視されてきました。
大津皇子の悲劇にまつわる山としても有名です。
場所  香芝市逢坂・逢坂公民館 (揮毫者・未詳)
写真   

    


2012.4.15
2012年4月、ジョギングで訪れました。
大坂山口神社で琴をひいてくださいました。
サクラがとても美しかった。
場所  香芝市穴虫・国道165号沿い (揮毫者・山口英雄)
写真   


2014.5.25
2014年5月、香芝市のウォークイベントで訪れました。



トップページへ