未詳 巻10-2222
歌
河を詠める
夕さらず 河蝦(かはづ)鳴くなる 三輪川の
清き瀬の音(と)を 聞かくし良しも
口訳
夕暮れになるといつも河蝦が鳴く、三輪川の清らかな川瀬の音を聞くのは楽しいことだ。
場所
桜井市金屋・初瀬川畔 (揮毫者・樋口清之)
原文
詠河
暮不去 河蝦鳴成 三和河之 清瀬音乎 聞師吉毛
写真
2011.11.22
初瀬川の北の堤に「佛教傳来之地」の碑と並んで建っています。
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