柿本人麿 巻10-2243
歌
相聞
秋山に 霜降り覆(おほ)ひ 木の葉散り
年は行くとも われ忘れめや
口訳
秋山に霜が降り覆って、木の葉が散って、年が過ぎ去っても
私は、あなたのことを忘れたりはしません。
場所
葛城市柿本・近鉄新庄駅前ロータリー (揮毫者・昆布栖嶽)
原文
相聞
秋山 霜零覆 木葉落
歳雖行 我忘八
写真
2011.3.26
柿本人麿は、持統から文武の律令国家完成期の宮廷歌人。
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