柿本人麿 巻10-2314
歌
雑歌
巻向の 檜原もいまだ 雲居ねば
小松が 末(うれ)ゆ 沫雪(あわゆき)流る
口訳
巻向山の檜林にまだ雲もかかっていないのに、松の梢のあたりから沫雪が流れ飛んでくるよ。
場所
桜井市穴師・相撲神社 (揮毫者・山本健吉)
原文
雑歌
巻向之 檜原毛未 雲居者 子松之末由 沫雪流
写真
2011.5.5
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