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  不詳 巻11-2656
   物に寄せて思(おもひ)を陳べたる歌
  天(あま)飛ぶや 軽の社(やしろ)の 斎槻(いはひつき)
  幾世(いくよ)まであらむ 隠妻(こもりづま)ぞも
口訳   軽の社にほっそり立つ、けやきの槻みたいに
  忍び妻の私は、いつまでも人目をはばかってあの人と逢うのだろう。  
場所  橿原市大軽町・春日神社 (揮毫者・小清水卓二)
原文    寄物陳思歌
  天飛也 軽乃社之 斎槻 
  幾世及将有 隠嬬其毛
写真  


2011.2.7 
自宅の近くにありながらなかなか見つけられませんでした。



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