未詳 巻11-2839
   比喩歌
  かくしてや なほや守(まも)らむ 大荒木(おほあらき)の
  浮田(うきた)の社(もり)の 標(しめ)にあらなくに
口訳   このようにずっと、あの人を見守るだけなのか。
  会うこともかなわずに。
  私は大荒木の浮田の杜の標ではないというのに。
場所  五條市今井町・荒木神社境内 (揮毫者・鹿児島寿蔵)
原文    
  如是為哉 猶八成牛鳴 大荒木之 浮田之杜之 標尓不有尓
写真  


2011.11.26
五條の荒木神社、私の実家の近くです。



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