未詳 巻12-2997
歌
石上 布留の高橋 高々に 妹が待つらむ 夜ぞ更けにける
口訳
愛しい人が住む、あの石上の布留川にかかった高い橋ではないが 高々と 愛しい人が待ち焦がれているだろう ああ夜が更けてきた
場所
天理市川原城町・天理駅前広場 (西本願寺本より)
原文
石上 振之高橋 高ゞ尓 妹之将待 夜曽深去家留
写真
2013.1.12
高橋は布留川にかかった橋げたの高い橋。心が高ぶることの比喩。
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