未詳 巻13-3222
   雑歌
  三諸(みもろ)は 人の守(も)る山 本辺(もとへ)は
  馬酔木(あしび)花咲き 末辺(すえへ)は椿花咲く
  うらぐはし 山そ 泣く兒(こ)守(も)る山
口訳   三諸山(みもろやま)は人が大切にする山。ふもとには馬酔木(あしび)が咲き、頂上には椿が咲く、美しい山。
  泣く子どもをあやすように皆が大切にする山。
原文    雑歌
  三諸者 人之守山 本邊者 馬酔木花開 末邊方 椿花開
  浦妙 山曽 泣兒守山
場所  桜井市茅原・井寺池 (揮毫者・久松潜一)
写真  


2011.5.5
場所  高市郡明日香村飛鳥・飛鳥坐神社境内 (揮毫者・会津八一)
写真  


2012.1.22
飛鳥坐神社の歌碑は会津八一の墨蹟を集字したもので、2011年12月に建てられています。



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