未詳 巻14-3402 | |
上野國の相聞往来の歌 日の暮れに 碓氷(うすひ)の山を 越ゆる日は 背なのが袖も さやに振らしつ |
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口訳 | 日の暮れ方に碓氷峠を越える日は 夫が袖をはっきりとお振りになるのがわかりました |
場所 | 群馬県高崎市山名・高崎自然歩道山の上碑そば (揮毫者・大沢雅休) |
原文 | 上野國相聞往来歌 比能具礼尓 宇須比乃夜麻乎 古由流日波 勢奈能我素人弓母 佐夜尓布良思都 |
写真 | 2 2023.7.9 |
「碓氷の山」 群馬県安中市と長野県北佐久郡軽井沢町の境界となる碓氷峠付近の山。 「背なの」 女性から男性を親しんで呼ぶ語。 「さやに」 はっきり。 |
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