池田朝臣 巻16-3840
   池田朝臣の大神朝臣奥守を嗤(わら)へる歌 池田朝臣が名は忘失せり
  寺々の 女餓鬼申さく 大神の
  男餓鬼賜(たば)りて その種子播かむ
口訳   あちこちの寺の女餓鬼が申すには、大神の朝臣の男餓鬼をいただいて、その子をどんどん産もうとさ。
場所  奈良市西の京・がんこ一徹長屋 (揮毫者・仁井千鶴子)
原文    池田朝臣、嗤大神朝臣奥守歌 池田朝臣名忘失也
  寺々之 女餓鬼申久 大神乃 男餓鬼被給而 其子将播
写真  


2013.10.5
池田朝臣が大神朝臣奥守を笑った歌。
そんなにガリガリに痩せていては、寺の女餓鬼にしかもてないといいます。



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