山部宿禰明人 巻17-3915
   山部宿禰赤人の、春の鶯を詠める歌
  あしひきの 山谷越えて 野づかさに
  今は鳴くらむ うぐひすのこゑ
口訳    もう春だから、ウグイスたちも山や谷を超え、今は野の上の小高いところで鳴くようになったか。
場所  宇陀市榛原山部三・伝赤人墓入口 (揮毫者・三浦真木夫)
原文    山部宿禰明人、詠春鶯歌
  安之比奇能 山谷古延氏 野豆加佐尓 今者鳴良武 宇具比須乃許恵
写真  


2011.12.12
「あしひきの」は「山」にかかる枕詞。



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