大伴御行 巻19-4260
   壬申の年の乱の平定せし以後(のち)の歌
  大君は 神にし坐(ま)せば 赤駒の 匍匐(はらば)ふ田井を 都となしつ
   右の一首は、大将軍贈右大臣大伴卿(おほとものまへつきみ)の作。
口訳   天皇は神でいらっしゃるので、赤駒が腹ばう田を都としてしまわれた。
場所  高市郡明日香村飛鳥・飛鳥坐神社(揮毫者・犬養孝)
原文    壬申年之乱平定以後歌
  皇者 神尓之座者 赤駒之 腹婆布田為乎 京師跡奈之都 
   右一首、大将軍贈右大臣大伴卿作
写真  

  
2011.2.16  
飛鳥坐神社は2月第1日曜のおんだ祭で有名です。



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