ポチクンのホノルルマラソン2003完走記

今回のメンバーは隊長(ポチクン)、辻井さん、辻くんの3名です。
今回は隊長がホノルル遠征団長を務めました。
12月11日、22時関空発ホノルル行きのJALで出発です。
マラソン以外で今回の私の旅行目的は
日立の「このー木、なんの木、気になる木…」
っていうおっきな木をナマで見ること。

おおー、わしゃもう出国審査からもう脳みそグラグラわいとるどー。
なんせ30代最後の思い出じゃけんねー。
座席は2階じゃー、なんか得した気分ー。
で、遅い晩飯食ったらなんか飲み物すすめてきたどー。
おー、しらんまに口が「白ワイン」ゆうてしもとるー。
ふだんは全然お酒のまへんねんけどなー。
グビグビ。おー、さすがにようまわるわ。
しかし今日はようゆれよるなー。
ちょっとおしっこいってこよー。

って、あれ? 通路に立った瞬間膝からカクッとぶったおれてしまいました。
???
あれ?
次に気がついたらトイレでへたりこんでました。
あとから思えば仮死状態だったようです。
で、そのあとほんまに半死に状態でした。
(でも結局しらんまにねいってしまいました。)

☆現地1日目☆

っと、いつのまにかホノルル空港についてしもうとりました。
入国審査で、
係官「モークテークィハー?」
隊長「ホーノルールマラソーン」
係官「ヨッシャ」(っていったかどうかまでは聞き取れませんでした)

我々はツアー客とちがうのでサクッと空港から出てタクシーへ。
「ワイキキ・バニアン」と行き先のホテル名を告げる。
アーリーチェックイン申し込んどいたからだ。
えーと、タクシーのチップって何%やったっけ?
あー、ようわからんな。
アメリカはグアムも含めて何度かきてるけど
3年前のガイドブック持ってきてる気安さもあってあんまし真剣に研究してない。
えーい20%にしといたれ。
ってやったらだいたいおおてました。
タクシのにいちゃん「サンキュベンジョマッチ」ゆうがな。ラッキー。

さっそくチェックイン。
ホテルはハワイの定番コンドミニアム。
ホテルのおねえちゃん「オタ・ツジ…?」
隊長「ノウノウ、マイネーム、オタ・ユジ!」以後3回ほど繰り返し。
おねえちゃん「オタ、ツジ、ツジイ?
…宿泊者全員の名前を確認されてたのでした。
隊長「そやそや」
うーんややこしいな、隊長の下の名前が「ユジ」で同伴者が「ツジ」と「ツジイ」や。
これからは部屋番号で会話しよう。

さあ30階まで上ってシャワーしていっぷくぢゃー。
とカーテンをあけるとこれが微妙なオーシャンビュー
ま、いちおうオーシャンビューでんな。いちおう…。30階やし…。
4泊6日セルフプランで12万(航空賃+ホテル代)やったし
あんましお金かけてへんことを思えば上出来か。





  いちおうホテルの間からみえるのはワイキキビーチや。
  青い空、青い海はあるし。
  同室はひげもじゃ男3人組やし、
  よしとしとこ。

シャワーつかう。
前回のパシフィックモナークみたいに具合のおかしいところはないみたい。
さて、Tシャツに着替えるからあとパンツと靴下と…って、あれ?
あれれ?
パンツあらへんがな。
寝間着にする分とあわせたらTシャツ10枚以上持ってきてて、
靴下も多めに持ってきてんのに、あれー?
パンツいっこももってきてへんがな。
あーーー。
…というお馬鹿さんをしてしまったおかげで
しばらくはいてきたパンツで過ごすことになりました。
(一生で初めての経験です。あー、ボケてきちゃったなー。)

さてと気持ちを切り替えてと、
一服したし、町に出かけてみよう。
前回はマラソン前日にダイアモンドヘッド登って
足死んでしもた苦い経験があったので、
今回は初日に登ることにする。

で、今日の予定はまずJCBプラザ行って携帯借りて
後から栃木からくるなかちゃん(走快ねっとRCのお友達)
に ホテルの部屋番と携帯の番号メールして、
それからなつかしのダイアモンドヘッドだけです。

まずはワイキキビーチをあるいてJCBプラザへ。
首尾良く携帯をゲット。
ここでインターネットを借りてなかちゃんと自宅に部屋番と携帯番号をメールする。
ちゃんと届くかなー。
あと、日立の「この木何の木」へ行く方法と、
辻井さんの3年越し希望のパールハーバーへのアクセスを尋ねる。

次にサクッとABCストアで
オアフ・ディスカバリー・パス(値上げしてて20ドル也)をかう。
バス停でダイアモンドヘッド行きのバスを待つ。
ここのバスのシステムには慣れてるつもりだが、なんしか中途半端。
なかなか来ないとおもったら同じ路線のバスが続いてやってきたりするし、
時間もへったくれもあったもんやない。
なにしろほとんどのバス停に名前がついてないんや。

30分ほど待ったか、どこかのおっちゃんが
「ダイアモンドヘッド?」と聞いてくる。
どうも「ダイアモンドヘッドまでバスにのると2ドルやけど
わしのクルマに乗ったら一人3ドルにしてやる。」
というふうなことを言ってるみたいだ。つまり白タクでんな。
「ノーサンキュー」ゆうて無視する。
わしらこれから数日間バス生活しまんねん。

やがてバスが来た。
乗りしに運転手さんに
「ダイアモンドヘッド オッケー?」と聞く。
うなずいてくれたんで安心して乗る。
(以後、すべてこの方式により運転手に行き先を確認してから乗る。
なぜなら、前回しーちゃんと辻井さんが間違ったバスに乗っちゃって
パールハーバー行く予定が丸一日、オアフ島半周の旅になっちゃたからだ。
でも、それはそれで楽しかったらしいが…)

20分ほど揺られたか?
目的のバスストップに着く。
ここから1時間ほどの登山だ。
辻井さんと隊長は前回に引き続いて2回目、
辻くんははじめてだ。(辻くんはハワイもはじめて)
ゆっくらゆっくら登っていく。
しかし登山道もめちゃきれいだ。
ありゃ、サンダル履きで行ってるひとがいるどー。
これは確実にマメだらけになります。
皆さんはちゃんとした靴はいて登ってください。
(途中省略して)おー、てっぺん直前の穴だ。
ここは真っ暗で細くて中で対抗するのもタイヘンだったんだー。
…と、ありゃ、足元に小さいながら明かりがついてるわ。
たしかに3年たったんやなー。世間は進歩しとる。

で、なんとか頂上につきました。
眺望はもうサイコー。
あー、またきてよかったー。
もうこれは言葉で表現できません。
ビヤンド デスクリプションゆうやつです。
ちょっとだけイメージを。





  手前がマラソンゴールのカピオラニ公園。
  もうテントはって準備がはじまってまんなー。
  そしてその向こうが言わずと知れたワイキキビーチとホテル街

しかし風強かったなー。
前回しーちゃん大事にしてた帽子飛ばされよったなー、と思い出す。

この日はこのあとアラモアナセンターの3階の
カリフォルニア・ピザ・キッチン
パスタとピザのカーボローディング会を開きました。
さすがにアルコールは飲みませんでした。

☆現地2日目☆

本日の予定は朝からパールハーバーにて
辻井さんが3年前に見損ねたバトルシップ(戦艦)ミズーリ号周辺と
日立の「この木なんの木」
それにマラソン前夜祭「ホノルルマラソン・ルアウ」です。

朝9時にホテル前を通るバスにのる。
1時間ほど揺られてパールハーバーに到着。
ミズーリ号ツアーのエントリーをしてから、
まずは博物館そばに停泊している潜水艦ボウフィン号をみる。
(艦名は五大湖にすむ魚の名前らしい)
しかし、きっと今のお子たちが見るとアナクロチックに感じるんでしょうなあ。
せまーい船体のなかで水を大事に使ってきつきつの生活をして
魚雷を撃って敵艦を駆逐するなんて…。
あたしゃあ純粋にすごいなあっておもったけど、
今はボタン一個押しゃあ一瞬で「ボンッ」で終わりですもんなあ。

   博物館ではけったいな潜水服も展示してました。

   日本軍の人間魚雷、何をかいわんや。

ミズーリ号は、無学の自分には
第2次世界大戦の降伏の調印式が行われたとこ
ってくらいしか知識がありませんでしたが、
こいつは硫黄島上陸作戦、
沖縄戦、
朝鮮戦争から
はてはトマホークを積んで湾岸戦争にも参加していたのだと聞かされて驚きました。





   主砲の前でのピリカラ隊
   16インチ砲(40cm)射程距離は37km

   ミズーリ号のてっぺんにて





   降伏文書調印場所

   右のケースに調印文書のコピーがある
   敗戦国日本側の調印文書には
   連合国各国側のサイン場所が途中からずれていて
   訂正されたあとがある
   うしろの星条旗の星は31個(当時の州の数)
 

沖縄戦で日本軍の零戦特攻隊が突っ込んでできた船体の傷を目の当たりにし、
それにまつわる当時の艦長が行った日本兵士に対する水葬の話を聞かされて
胸が熱くなると同時に
戦争に対するいろんな思いをあらたにいたしました。
やはり宗教教育というのは人間にとってたいへん重要です。合掌。

   ミズーリ号の前で、むちゃでかい

当地にはアリゾナメモリアルといって
真珠湾攻撃で撃沈されたまま
引き揚げられることなくそのまま墓碑となっている
戦艦アリゾナ号が隣接しています。
ここは時間をかけて行きたいので次回ということに。

   アリゾナメモリアル、次回行きます

さて、時間がなくなってきたので
博物館でホットドックのランチを軽くすませてタクシーで
「この木なんの木」に向かいます。
今でも公園の名前をおぼえてへんくらいですが
正しくは「モアナルア・ガーデン」といいます。
日立のHPで場所から歌から何から何まで資料はとってきてあるから準備は完璧です。

んがっ。
タクシーに連れてこられたのはどうも打ち出して持ってきた地図とは違う入り口。
なんか写真と位置関係が違う。
いわゆる「正門」ではないところにつれてこられたようです。
そんでもってなぜか門がしまっていてニイチャンがそのへんを掃除しています。
怪訝な顔をしていると運転手がニイチャンに聞いてくれました。
すると今日は休みだとのこと。

がびがびーーん!!


「どうする?」と運ちゃん。
「うーん」と突然の思いがけない展開にとまどうピリカラ隊。
書き忘れてましたがここからワイキキまではけっこうあります。
「自分らはこの公園のビッグツリーを楽しみにしてきたんじゃけえ」と隊長。
運転手は「ここいらの木はみんなおんなじ『モンキーパーム』やから一緒じゃ」と切り返す。
「モンキーパーム?」そうかこの木は「おさるの手のひら」というんじゃな。
なるほど、たしかにえてこが手を広げたみたいなかっこはしとるわな。
(あとで冷静になって調べると『モンキーポッド(ねむの木)』が正解でした。ヒアリング0点!
何を思ったか私らは結局ここでタクシーを降りるという選択をしました。
運転手は親切にも「ここいらにはタクシーもないし呼ぶなら電話してくれ。」
といって小さな紙に連絡先を書いてくれました。
「SUN SHINE TAXI 348-0450」

しかしですね、わたいらなんぼタクシー呼んでも
自分がどこにおるのかはっきり説明できんとですよ。はい。

タクシー行っちゃってからしばしあたりを歩き回る。
しかし、件の清掃ニイチャンしかいない。
わかってるがもいちど聞いてみる。
隊長「エクスキューズミー、クローズド?」
ニイチャン「イエス(さっきもゆうたやんか)」
…無念ぢゃ…
隊長「トゥモロー?」
ニイチャン「イエス、クローズド」

ぐわっびーーーん!!!


明日も休みゆうたらあさってはマラソンやから
もう今回の旅行でナマ日立の木見られへんやんかー

………

しばし絶句したあとピリカラ隊は近くの小学校らしき物体をみつけ
そこに入り込ませてもらってニセ日立の木を撮影したのでした。
(しかし、このくらいの木やったらマラソンゴールのカピオラニ公園にもありましたわ)

   うーん、やっぱり実物を目の前に歌いたいなあ。

さて、夕方5時までにワイキキに帰らにゃなりません。
まだ2時すぎだからなんとかなるかな?
アラモアナ方向のバス停に何とかして行かねば、
…ってゆうても実はこの場所、ハイウェイと川に囲まれてて
まっすぐそこを目指したら山道で轢かれたタヌキみたいになっちゃいます。

うーん、どうしよう…

隊長は迷わず小学生の女の子2人をつかまえて
地図(ネット打ち出しの簡単な略図)を示して聞きました。
「エクスキューズミー、アイ ウォント ツー ゴー ジス バスストップ、オッケー?」
女の子たちはつぶらな瞳をかがやかせて一生懸命教えてくれます。
女の子「アー、ホチャラベッチャラ、クッチャラ…」
隊長「?」
女の子「アーン、ホンチャラベッチャラ…」
隊長「???」
彼女らは隊長の理解能力に疑問を持ったのでしょう。
やがて「アイ ドン ノウ 」ゆうて行っちゃいました。
まあふつうそうするわな。ちょっとでも相手に乗ってくれてあんがとさん。
今どきの日本では知らん3人組のすね毛ボウボウのおっちゃんに話しかけられたら
相手に乗らんと逃げなさいと教育されてるはずやのになあ。

さて、隊長はこんどは小学校の事務室らしきものをみつけると
つかつかとはいっていきました。
で、同じ質問。
さすが大人の人は(さて事務員さんか先生か?)
さすがにわたしらみたいなひとの扱いに慣れてます。
地図帳をだしてきて
「あーいって、こういって、右いって、左行って…」
(日本語皆無なのがつらいなあ…)
はあ、だいたいわかりました。
つまり私らは持参した地図からかなり離れたとこにおって
けっこう歩きまくらんとそこのバス停には着かんゆうことでんねんなあ。
ありがとうございました。

で、サクサク歩いてなんとかバストップにつきました。
ところがですわ、
待てど暮らせどアラモアナ行きとかいたバスが来まへん。
何人か人がやってきましたが、「なんちゃら行き」ってゆうバスにのって
さっさと乗って行ってしまいよります。
ここはワイキキと違ってリゾートムードもへったくれもありません。
ただたんに見知らぬガイコツ人が行き来しているだけの怖いところです。
だんだんへたってきました。

40〜50分は待ったでしょうか。
ボブサップ風のいかついおにいちゃんが聞いてきました。
ボブ「あんさんアラモアナ行きたいんかえ?」
隊長「はあ。」
ボブ「ほたら、ダウンタウン行きにのりんしゃい。
   ダウンタウンいったらアラモアナ行きに乗り継いだらええ。」
隊長「はあ。(そんなん現地言葉でまくしたてられても
   しーちゃんみたいにオアフ島1周するのはかなんしなあ)」
で、ダウンタウン行きを2台ほどやりすごしてしまいました。
(今から思えばここはへんぴな所だったのでアラモアナ行きはもう終わってたのかも知れません。)
次のダウンタウン行きがきました。
ボブ「ヘイ、おっさんらのらんかい!」
のらんかいって、あんた、わたしらおどしてもお金なんかもってないですよ。
パンツも3日間同じのはいてますし…
でもまあおすすめにしたがって乗りましょう。はいー。

バスは相当距離走って漢字の看板の見えるあたりに来ました。
ボブ「ヘイ、おいやん、ここで降りろ。」
ここで降りろってゆうても、あんた、わしらチャイナタウンのあたりにおることぐらいしかわかりまへんがな。
どないせえってゆいまんねん…。
って迷ってたら、ありゃ、ボブサップも一緒におりてくれました。

なーんや行き先同じやったんか。
って、はて、ボブさん、それやったらあんたどっさりダウンタウン行きのバス、
前にやり過ごしてますがな。
と、思ってたらボブはつかつかと私らをリードして別のバス停へ連れて行ってくれます。
ボブ「ここで待っとったらアラモアナ行きが来るからそれで帰るんやで!」
…と、ボブは道の向かいにいっちゃいました。
程なく乗って来たのと同じ番号のバスがきてボブはそれに乗りました。

あ、ボブ様は尻込みしてるわたいらをアラモアナまで行かしてくれるために
わざわざここ(ダウンタウン)までつれてきてくれたんやああっ!

ポチクン、カンゲキー!!

と、気づいたときにはボブを乗せたバスは「この木なんの木」方向へと発車したところでした。
行き先は「SALT LAKE」と書いておりました。
「おおーー、サンキュー ベンジョマッチ、ボブー」
もっとお礼がいいたかったのにー。
そういうわけでハワイの人は見てくれ無愛想でもやさしい人が多いです。(実感)

なんとかホテルにもどったピリカラ隊は
ホノルルマラソン・ルアウ(前夜祭)に参加するためゴールのカピオラニ公園へと向かいました。
すると、
はちゃー、
どどーーん、と何千人という入場者の列が会場を取り巻いておりました。
5時30分の開始時間が過ぎて、エンターティメントが始まっても
入場者の列はどんどん後ろに向かってのびていきます。
「くそー、何が入場券売り切れの切はご容赦下さい、じゃー。こんなん青天井やんけー。」

会場に入ってみると案の定、バイキング式とかいう食べ物に人々が群れておりました。
何千人、いや一万人以上入っていたでしょうか。
こちらも腹ぺこでしたので、ひとしきりチキンかなんかで空腹を満たしてから
奥のコンサート会場へと急ぎます。
今風の子どもたちのダンスやら歌やらの前座のあと、
民族舞踊が始まりました。

お、これは案外よろしいですな。
と、いったん別れたはずが再会した辻井さん。
ま、どっさり人をつめこんではいるけど20ドルやったらまあまあでんな。
と、一般席のほぼ最前列で2人はにんまりしておりました。

   こんな感じ。ちゃんと写ってないけど南国ムード満点。

「しかし、Tシャツ交換会っていつあるんでしょうなあ。」
といってるうちに、会場には雨がパラパラ。
さすがに寒くなってきた。
舞台ではウクレレの演奏にかわってる。
「8時30分過ぎてるし、寒くなってきたし帰りますか?」ということで
Tシャツ交換会の意味がわからんままホテルに帰る。
(Tシャツ交換会のこと知ってる方いらっしゃったらどなたか教えていただけませんか?)
しかし今日は内容てんこもりでした。

   ホテルのロビーのクリスマスツリー

☆現地3日目☆

さて、今日はピリカラ隊の自由行動日。
朝からカピオラニ公園やワイキキ周辺をうろついたあと
わたしは前日ホテルのコンビニのおねえちゃんからきいた情報を頼りにアラモアナセンターです。

   ワイキキビーチ、一回も泳いだことないなあ




  カナダチームがカピオラニ公園に向かって通りをジョグ

  カナダ国旗が光ってますなあ。
  しかし、軍歌みたいな歌うたいながら走ってたなあ。

   アメリカ陸軍博物館 日本軍のマメタンク前で

その情報とは…

つまりですね、ワイキキにはコンビニはどっさりあるんですが、
日本みたいに下着は売ってません。
相当あっちこっち探してまわったのですが
水着は掃いてほかすほど売ってるものの、
ポチクンがのどから手が出るほど欲しかった「パンツ」は、売ってませんでした。
で、バニアン(ホテル)のコンビニでもあちこちさがしたあと
ひとりぽつんと途方にくれていたときでした。
コンビニのおねえちゃんがおきまりの

「メイ アイ ヘルプユー〜?」攻撃を発してきたのです。

「うおー、こんなかわいいおねえちゃんに『パンツ』とは聞けへんぞ。どうしよう…。」
と、とまどっていると、相手もこちらの困った表情を察してかさらに
「メイ アイ ヘルプユー〜?」と再攻撃です。
実際こっちもパンツで困ってんねんしなー。パンツ以外の言葉は…と。
しかし、大和男児の恥をすてて尋ねてみることにしました。
ポチ「パ、パ、パ…」
相手「?」
ポチ「パ、パ…、アンダーウェア!」
おー、最後に上品な言葉が口をついてでてきました。ラッキー。
さすが、国際文化観光県の県民だー(???)。
で、店員さんはひとしきり考えたあとやはり、このあたりには売ってないから
アラモアナセンターの2階のシアーズへいったら買えますよ、って言ってくれた。
「シアーズ?」
これははたまた何のことだ?
「モンキーポッド」を「モンキーパーム」と聞いてしまう私の耳だ。
きっちり聞いておかないとせっかく気持ちいいパンツにありつけるチャンスを逸してしまう。
「シアーズ?」ともう一度尋ねる。
「そう、シアーズ。」と今度は店員さんレシートのはしくれに
「Sears」と書いて渡してくれました。

部屋にもどってガイドブックのアラモアナセンターをみると、ありました、「シアーズ」

おかげで買い物が楽しくなって、パンツのほかにもベルトやらなんやら買ってしまいました。
日本のサイズをこちらのサイズに置き換えて衣類を買うのもおもしろいもんでんなあ。
すべてあの店員さんのおかげです。
どうもあんがとねー!

   もう会場の準備が着々と進んでます

   参加者全員がこの横断幕を見るんやろか…

   カピオラニ公園からダイアモンドヘッドを望む

午後からは朝ホノルルに着いたはずのなかちゃんからの連絡を待ちつつ
ホテルとカピオラニ公園の間を行ったり来たりです。

ところで、大会前日である今日、
私はとっておきの飛び道具を用意して町をうろうろしておりました。
そうです。3年前の完走Tシャツです。
色もひときわ目立つオレンジ、胸に「2000 FINISHER」!
町で会う人たちの反応も予想どおりでした。

ビーチで女性が
「フイッチ ゲット ユア シャット?」
「ノウ ジス イズ ノー セリング」
と答えて胸の2000の数字を指す。
(こいつはABCストアじゃ売ってないよーーん!)

ホテルのエレベータですれ違う奥さんも
「グッドラック トゥモロウ!」
「サンキュですやん!」

なんか楽しいよねー。

さて、連絡のすれ違いがあったものの、
夜になってなんとかなかちゃん
(走快ねっとRCのお友達で栃木県人、鹿沼さつきマラソンや青梅マラソンでお世話になった。)
と会うことができました。
軽くラーメン食って翌日の健闘を誓いました。

   なかちゃんと青梅マラソン以来の再会

☆現地4日目☆

12月14日、朝5時スタートなので
3年前にしーちゃんに連れてってもらったときの経験から2時に起きる。
ホテルのワイキキバニアンはゴールのカピオラニ公園からほど近いところにあるが、
スタートのアラモアナまでは3kmほどある。
ABCストアで買ったお気に入りのカップケーキバナナを食べて3時にホテルを出る。
風がむっちゃつよい。
そしてこれまた前回の経験からTシャツを1枚余計に上から羽織っていく。
20年前のサザンの「スイカ」のTシャツだ。
お気に入りだったが、スタート地点に残しておけばチャリティに使われるということなのでこちらも気合いが入っている。
とっておきのTシャツだからなんかの役に立ってよねー。

ゴール地点から回送バスがアラモアナまで出ているので
みんなはクヒオ通りをゴール地点に向かって歩いているが
ピリカラ隊3名(ポチ隊長、辻井隊員、辻隊員)はみんなと逆方向にスタート地点に向かって歩く。
実はこれはしーちゃんの発想で、目覚ましとウォームアップを兼ねているのだ。
アラモアナ通りに入るともう人の列ができていて迷う心配がなくなる。

30分歩いてアラモアナセンターの前に着いた。
今回もでっかいサンタがいる。
で、まずトイレ。
スタート地点に近いところは3時半でも混んでいる。
なかちゃん(走快ねっとRCの仲間・私の大好きな栃木県人!)と写真撮ろうと約束してたので
「3時間から4時間」の集団に行く。
さっそくなかちゃんが見つけてくれた。写真撮って健闘を誓う。

  なかちゃん ポチクン 辻井さん 辻くん

  日本語ボランティアのおねえちゃんと

ピリカラ隊3名は希望をこめて「4時間から5時間」の集団に並ぶ。
だらだらした時間が過ぎた後、アメリカ国歌斉唱があっていよいよスタートだ。
コナミスポーツチームは1000人の集団でやってきている。
内輪でめっちゃもりあがっている。楽しそうだ。
午前5時、映画パールハーバーの俳優さん
(結婚してからこのかた、映画はポケモンとコナンしかみてないので恥ずかしながらよくわかりまへん。すんまへん。)
がスターターでいよいよスタート。

号砲とともに大きな拍手がわく。花火が上がる。
やっぱホノルルだ。
フルもいちおう4回目なのでペースはわかってるつもり。
ガンガンいく人、最初から歩いてるひと。2万5000人もいれば壮観だ。
真っ暗な中、まずはダウンタウンへ向かう。
すでに沿道に人は多く、手を振る人たちとハイタッチをするのはとても楽しい。
「グッジョブ」攻撃だ。
「GOOD JOB , GOOD JOB ! !」
「はいはい、サンキューですやん!」
真っ暗な中、クリスマスイルミネーションがめちゃキレイ。
おお、牛角ハワイ店のにいちゃんたちがカンカンたたいて声援ぢゃ、「おおきに、おおきに!」

イオラニ宮殿にさしかかる。
カメハメハ大王の写真をとろうと近づくが結局フラッシュの光が届かず失敗。
クヒオ通りのビーチホテル街では人の波が途切れない。ハイタッチしまくり。
前回はここで入れこんじゃって10kmでまいって歩きはじめちゃったんだ。わしはウマか。自重自重。
ビーチホテル街をすぎると程なくレースデイウォークのゴール、10km地点。
これからダイアモンドヘッドに沿った登りだ。

まだ夜は明けない。
登りの途中で早くも同時スタートしたバイク(車イス)部門の人の折り返しの先頭とすれちがう。
ランナーたちからは期せずして拍手がわき起こる。
で、登りのピークぐらいのとこでボランティアの給水所にさしかかる。
これがくせ者。前回もそうだった。
そう、やっぱり「ウォーター(ワァーラー)」でなく
「ビィヤー、ビィヤー」と叫んでニコニコしながら紙コップを差し出してくる。
わかってまんがな。これからまだ30km走らなあかんのにビールなんて飲むのは自殺行為だ。
と、しかし気がつくとすでにビールが注がれたコップを持ってる。
はちゃー、またやられた。
彼らはそれだけ雰囲気作りが上手なんだ。
国内大会では考えられないエイドステーションもここなら笑って受け入れてしまうなあ。
せっかくなんでちょびっとだけなめてさすがに残りは捨てました。

峠を登り切ると、直角に曲がってて今度は下りがはじまる。
あたりは薄明るくなっていて前方に大量のランナー行列が見える。壮観だ。



  くらくてちょっと見えにくいなあ。
  ほんまはまっすぐはてしなく
  人がつづいてんねんけどなあ。
  フラッシュたくと反射板ばっかり
  光かぶっちゃうなあ。

前回はこの辺で夜が明けていたなーと考えながらまだ暗い道をすすむ。
やがてハイウェイだ。
ここからは片側車線を使ってはてしない直線が続く。
前回はもうこのへんで歩いてたなーと思いながらペースをキープしていく。
折り返してきた先頭のランナーとすれ違う。またもやみんな激励の拍手喝采。

ところで、お、ありゃ、なんぼでもいけるど。
ぜんぜんしんどない。ランナーズハイだ。ランナーにとっての麻薬がはじまった。
最初にとばして足にきちゃったランナーたちがすでに相当数歩いてる。
その間をぬうようにサクサク抜いていく。
ハーフ地点で2時間20分。ええやないのー。

ここから折り返しのハワイ・カイまでは
ずーーーっと直線なんで
すぐ近くの人をチェックしながらいく。
遠くを見れば気が遠くなる。

おっと、しかし、ハワイ・カイ手前でついに左太股がつりそうになる。
行ききってしまってケイレンをおこすとアウトだ。
なんとかだましながら行かなあかん。
ふっと歩いてしまう。
でも、ここでも前回の経験がある。立ち止まらなければいいのだ。
そうすれば確実にゴールに近づくことができる。
おっ、ビレッジピープルのイン・ザ・ネイビーを流して元気づけてくれてる人がいるぞ。
おお、これは元気づけられる。
もうちょいがんばってみよう。
でも、ハワイ・カイにさしかかったあたりでついに危なすぎって思う。屈伸だ。屈伸。




  ハワイ・カイ
  しかし、ふと我に返ってみますと
  たくさんの人が道ばたで屈伸
  やらなんやらしています。

これまでこの太い脚と膝を支えてくれた
尾上くんおすすめの「ひざかんたん」に感謝しながら屈伸する。
おおお、生き返ったー。
しかしながら、おのれの筋力の限界を知ってるつもりなので、
ここからカメラ撮影ランを本格的に取り入れることにする。
しかしみんな脚つってるなー。

書き忘れてたが、ツアーで参加のランナーには通常のあふれんばかりの応援のほかに
沿道で心強いサポートがある。
「ツアー限定応援サービス」だ。そのためにユニフォーム揃えてるようなもんだ。
ツアーのノボリをあげてて、サプリメントやエアサロンパスなんかしてもらえる。
大会スポンサーのコナミスポーツをはじめ、
H.I.S.やAVA、JTB、日本旅行、阪急トラピスト…いっぱいだ。
前回ずいぶんうらやましかったものだ。
しかし、今回ポチクンは違う行動に出た。
ツアー参加の人のケアがすんだあとで
「すんません。助けてくださーい。」と素直に助けを求めたのだ。
H.I.SとAVAサクッとスプレーしてくれた。

おおお、感謝感謝感謝。


このご恩は一生忘れません。きっと次回以降に利用させて頂きますだー。
自分も「お互いさん」の気持ちを忘れないよー。

   17マイル地点。がんがん抜かれはじめる。

さて、そろそろボランティアの方のサプリメントサービスも増えてきました。
バナナ、むっちゃおいしかったなー。
ちっちゃい子がくれたキャンディー、うれしかったなー。
道ばたに腰掛けて応援してくれてたおばあさんのくれた
果物を干したようなわけのわからんしょっぱいもの、まずかったけどなんか元気でたなー。
そしてなによりもみなさんの励まし、最高やったなー。
今思い出しても胸熱くなるなー。

   ハイスクールのおねえちゃんか?

   オー、ワタシトッテモゲンキデマッスー

   うえー、ダイアモンドヘッド(ゴール)はまだあんなに先だー

ハワイ・カイがすむと今度は来たハイウェイを逆方向にもどります。
自分たちはあと15kmくらい。対抗してこっちに向かってくる人たちはまだまだ。
しかし、こっちに向かってくる人たちの方が肩を落として歩いてる人が多い。
これがマラソンの不思議ですなー。




   これやこの行くも帰るも別れては
   知るも知らぬも
   「カラニアナオレ・ハイウェイ」の関〜
   (たいへん字あまり)

ハイスクールの子と思われるチアリーディング。元気でるー。
おー、サンタのおばちゃんがアコーディオンひいてる。3年前にもいたなー。
元気やったですかー?アイハブ・カムバック・アゲインでっせー。




   僕がとおりすぎるとき、いっぷくしてはったが、
   「ハ〜〜イ!!」
   ゆうてカメラむけたら、
   また演奏はじめてにっこり笑ってくれはった。
   サンキューですー。

ちなみに自分自身はカメラに気づくとガッツポーズして
それがすぎるとまた脚をひきずって歩くという動作をくりかえしておりました。
そいでまたちょこっといくと、わっ、おきまりのYMCAだ。




   ここはちゃんと手振りでそれっ「わーい、えむ、シーエー!」

   左がハワイ州旗、右に星条旗、元気なおねえちゃんが
   「ワーイ…」でんな

ところで、30km地点で3時間30分。
おっこれはなんとか6時間いけそうやん。
じゃ、前回7時間30分かかった自分は何だったんだー?
いや、ホノルルマラソン7時間半もの長い間楽しめたというのは
それはそれでええことやおまへんか。
そういうことにしときましょ。

ちょこちょこ歩きながら、いいペースで進んでる女性をみつけると
そのひとにぺったりこひっついて
ペースメイカーにさせてもらいました。
数名の名も知れぬ女性ランナーさん、どうもおおきにでしたー。

さて、ハイウェイのしまいがた、
応援の看板に混じってけったいな紙切れをもってるひとがいいました。
「うーん、なんや?」
英語読みにくいわ。
「えー・ハッピィ・ニューズ・えーと・サダムズ…」
「え? HAPPY NEWS.
     Saddam’s Captured!!?? 」
ふん??なに??サダムがつかまった?フセイン大統領???
あー、またこいつら冗談で人からかってるわー。
なんせフルマラソンこれから走ろうってひとに
ビール勧めて喜んでるやつらもおるもんなー。
(って、あとからテレビみたらその日の早朝にフセイン大統領ほんまに穴ぼこでつかまってるやんか!)
ビックリしたわー

ネイビーの連中もどっさり軍服きて歩いてる。
家族連れの親子と対抗するのも増えてきた。
まだまだこれからごくろうさんやなー。
きっとなにかいいものみつかるでー。
って心の中でつぶやきながらビンビンに攣ってきた脚をひきずっていく。

ハイウェイをおりると今度は高級住宅街の中をとおる。
ここでへんなものに遭遇した。
うしろから「カランコロン、カランコロン」とけったいな鈴みたいな、
…というよりはヤカンに石ころ入れてゆすってるような音がするなーって思ってたら、
やってきましたドラえもんコンビ。
このくそ暑いのに衣装ずくずくにぬらしてごくろうさんや。

って、またこれがけっこういいペースきざんではる。
なんぼがんばって逃げてももイーブンペースで迫ってきて、
あー、結局追い抜かれてしまう。
足短いのにすごいやんけー。
しかし、おーー、次の給水所にたどり着くと彼ら、着ぐるみとって水飲んでるやおまへんか。
よっしゃー、ウサギとカメさしてもらいますー
って心の中でつぶやきながら必死こいて追い抜く。
が、しかし、ちょっとしたらまた例の「カランコロン、カランコロン」がやってきますやん。
「くそー」と思うがじわじわ迫ってきて、こっちももう足いっぱいいっぱいやし、
ついには「カランコロン、カランコロン」って抜かれました。
結局3回ぐらいこんなこと繰り返したでしょうか、
最後にはダイアモンドヘッドの最後の登りで引き離されてしまいました。
くそー、ドラえもんよりは足長い思ってたのにー。恐るべし。ドラえもんコンビ。
しかし、彼ら、沿道の、特に子どもたちの歓声特にあびてたなー。
やっぱりドラえもんはワールドワイドなキャラクターやなあ。

   うおー、ドラえもんコンビがくるくるくる!

   ドラえもんに追い抜かれる瞬間。敵も本気だ!!

さて、最後の上りにはいりました。
もう、みんな気力だけで歩いたはります。
逆に、へたってるひとは、いつおきあがるともしれんようなへたり方したはります。

   おお、あのちっこかったダイアモンドヘッドが目の前に…

ところで、また給ビア所がありました。
今度は「バッドウワイザー!!」ってゆうてる。
こんどはひっかからんぞ。
ってやりすごすと、少し先の路上(走路上の地べた)に
「NO BEERS」「WATER」
ってチョークで書いてる給水所がありました。
「???」と思いながら紙コップを受け取ると、
うおーっまたやられたー
ビールでんがなー
でもまあもうこっちもほとんど歩いちゃってる訳だし、
何よりもうまそうだったので、敵のユーモアに敬意を表して
こんどはありがたくグビグビいただきました。

   こいつですわ。うまかったでー

このへんからゴールの手前までは
「キスサービス!ただし女の子だけ!!」
って看板もったニイちゃんやらお笑いボランティアがたくさん。
(もちろん普通の給水所もあった)

   海の景色も最高や!

そして40km地点。
もうくだったらおしまいってところにきて
おっ、と、またなにか得体の知れないものに
全身が震えるほど感動してる自分に気づく。
あやー、また泣いちゃうんでは、
と思ってるとやっぱり泣けてきました。
前回は這ってるような写真撮られてたんで、
今度は喜びとともにゴールするぞー。
最後の直線数百メートルは沿道あふれるほど、われんばかりの声援。
こんなん感動なしにゴールする人の気がしれん。
そう、そしてゴーーール。
ありがとうホノルルで会ったみんな。ありがとうホノルルの町。
リフレッシュ休暇のおかげで思いがけず早くに成就したホノルル再訪。
30代最後に最高の思い出がつくれました。
いつか家族とまたくるでー。
アイルビーバックアゲイン!

PS.
おもしろおかしく書きましたが
実際に走ってるあいだは、
ずんずんすすめた時もあったですが、
ほとんどは「あと1マイルいったら歩こう」
とか「次の給水所までなんとか(気持ちだけでも)歩かへんぞ」
とか相当な葛藤と戦いながらの26.2マイルでした。
やっぱり「マラソンは人生そのものです」

MEMO
10km         1:06:25
HALF MARATHON 2:19:52
30km         3:31:30
GUN TIME     5:46:42
FINISH TIME   5:39:09
PLACE OVERALL 11,137th OF 22,120 TOTAL FINISHERS
BY GENDER 7,151st OF 11,604 MALES
BY DIVISION 926th OF 1,374 MALES AGED 35 TO 39
OFFICIAL ENTRANTS 25,283

   最後の直線、ゴールの向こうに完走者の数だけ栄光がある

   ワンアンドオンリーの完走Tシャツ

   翌日、記録証をもってカピオラニ像前にて

完走後記

今回は2回目ということ、前回より2時間早くゴールできたということがあって
前回よりずっと大会そのものを楽しむことができました。
ゴール後のマッサージ所でもたくさんの人と感動を分かち合うことができました。
でっかいデジカメ腰にさげて大丈夫なんかなと思ったりもしましたが、
今こうして日記として作り上げてみるとよかったな。とおもいます。
この記録は参加した者しかよくわからない内容も多いかと思いますが
この旅行記、完走記を読んで
「ホノルル行ってみようかな」って思う人が1人でもいたら私は幸せです。
ピリカラ隊長 ポチクンこと 太田裕士




   スタート9時間後のゴール
   昨日の静かさとはうってかわってたくさんの人の感動を
   のみこんでいる。
   まだ、このあと14時間7分56秒でゴールした
   22,120番目のフィニッシャーまで。

   撤収直前のゴール板前

   Good bye Honolulu, See you again!



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