清水すげ笠マラソン2004

天気予報によりますと、福井県嶺北地方の降水確率は土曜0%、
日曜は90%(!)であります。
今回は尾上隊員、しーちゃんと3名での福井(初)遠征。
土曜は永平寺、朝倉遺跡に寄って越前岬にて前泊いたしました。

  永平寺傘松閣の絵天井。よかったでー。

  永平寺唐門。おしゃれ〜

宿舎はなーーんもないとこ。
越前岬にポツンとたった一軒家みたいな感じ。
しかも宿泊客はピリカラ隊3名のみの貸し切り状態!
ご飯がすんじゃうとテレビ以外になーんもすることがありません。
それにしてもしぃーんと静まりかえってて、保養には最高のところなのかも知れません。

…で、サクッと寝ちゃったんですが、夜半から風が

びゅうううぅぅぅ〜〜


雨が草木を打つ音が、

ざざざざざざざざざざざざざあぁぁぁぁぁーーー


信じれんような大雨となりました。

「走るかどうかは会場いってから決めよう。」と、とりあえず”谷川真理追っかけ隊”は出発いたしました。
んがっ、バケツひっくりかえしたみたいな豪雨はいっこうにやむ気配がありまへん。
田園地帯を走るコースなんだが
雨がすごすぎて側溝の水があふれかえって田んぼより水位高うなってます。
傘なんかなんの役にも立ちません。
「中止になりませんかねえ。」といってた尾上隊員をあざ笑うかのように、花火がパンパパパーンとなって開会を告げよりました。
これは前回の和歌山県桃山町桃源郷マラソンの比ではない大雨マラソン大会になってしまいました。

「とりあえずゲストランナーが谷川さんなのが救いやなー。」
開会式でも軽妙なトークで谷川さんは、
雨で落ち込んでるわたしら及び出場を見合わそうかと迷ってる選手、並びにスタッフのみなさんを励ましてくれます。
…で、まずカメラ目線ショットをゲット。

  大会パンフもって”はい、チーズ!”

程なくハーフがスタートいたしました。
ビニール袋かぶって出発。
しかし、雨がひどすぎて前がみえず、メガネもすぐに曇ってまったくといっていいほど視界がありません。
給水以外は一歩も歩かない「完走」を目標にしてぽちぽちストライドを刻みます。
折り返し付近はだらだらとした上り坂でけっこうこたえましたわ。

ひぃひぃいいながらも沿道民家の元気な励ましにささえられてなんとか残り5kmまでこぎつけました。
ここで1時間後にスタートした10kmの部の折り返し(5km地点)と合流します。
…ということは、
「おお、10km参加の谷川さんと会えるやも知れん!」
と思うと俄然元気がでてきました。
前方を気にしながらぽちぽち走ってると、やはり
「はいはい、がんばってくださいねー!」と元気印をふりまきながら谷川さんが
ザクザク人の群れを追い抜いて来ます。
「しゃー!すごい。よっしゃ彼女が折り返してから追い抜かれるまでねばったるどー」
と、気合い入れ直しましたが、あと4kmのとこでサクッと抜かれてしまいました。
しかしええ人だ。さわやかだ。

そして、よたよたになってたあと2km地点、
なんとまたもや彼女が逆走してきて「がんばって!」とゆうてくれました。
がんばりました。はい。
よたよたにしては京都シティハーフ以外で初の2時間切り。
1時間57分22秒。
谷川さんのおかげで大雨にもかかわらず楽しいランでした。

  快くサインに応じる谷川氏。あたし握手ゲットしました。

  表彰台にて。しーちゃん舞い上がりまくり。尾上隊員は表情にひと工夫ほしいところ。




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