走れることへの感謝とチャリティ

京都チャリティ・ファンランは『走れることへの感謝とチャリティ』を目的に
「京都チャリティ・ファンラン実行委員会」によって、
毎年6月の第1日曜に開催されるマラソン大会です。
第16回目より大会会場を嵐山から宝ヶ池公園に移し、今年で第18回目を迎えました。
当大会における収益金は、国際協力NGO(NICCOとKIDS)の途上国発展活動のために寄付されます。
「いつも健康のために走っているあなた!1日だけ人のために走りませんか!!」
を合言葉に毎年多くのランナーの皆さんに参加いただいています。

…という趣旨に共感を感じたのでいってまいりました。
京都・宝ヶ池
私にとっては学生時代の最初の下宿、修学院からも近く、
何かと思い出の多いところで
今は地下鉄が通っちゃってたいへんアクセスのよいところでもあります。

息子は前日夜半からの雨で予定していた2.5kmをキャンセルしてしまいよりました。
私は最近マイブームのハーフです。

この大会はおもしろいところがいくつもあります。
まず、参加賞がなく、協賛企業のドリンクのみであること。
これはいいよねー。目的が目的だから。

次に、ゼッケンはフルやハーフなど種目によって色分けされているが、ゼッケン番号がない。
しかもそのゼッケンも走り終わると安全ピンごと回収されて次の大会に使われます。

コースは1周約3kmの宝ヶ池周回遊歩道を使用し、
一般市民を規制することなく、つまり警察などの交通規制なしで
(もちろんボランティアの走路員の方はつくが)
行われます。

さらには、同じコースをつかってフル、ハーフ、10km、5km、2.5km、走り放題
の6種目のランが行われ、さみだれ式のスタートで実施されます。
(ちょっとこのせいでペースが乱れましたがおもしろい経験でした。)

上記のような理由で、大会の案内にも
「当大会は走ることを楽しんでいただくことを目的としております。
また、参加人数が非常に多いため記録を狙う走りは危険ですのでその旨ご了解下さい。」
と書かれてます。
さらに「表彰は行いませんが、希望者には成績証を発行します。」とも書かれてます。
自分でタイムを計って、ゴール後に自分でタイムを申告して完走証かいてもらう方式なんだ。すごい。

雨が残ってるなか9時にスタートしました。
半分以上地道なんでトータル1000人を超えるランナーが走ると
泥でぐちゃぐちゃやわ、小石に足とられるわでタイヘンでした。
でも走路員の子の「がんばってクダサイ!」の黄色い声でえらい励まされたわ。
それと今回は7回の周回のすれ違いの中でいろんなランナーの顔がみられておもしろかった。
10時になったらフルがスタート。
結局2時間6分かかっちゃったので、
11時スタートの10km、5km、2.5kmのみんなとも一時一緒に走ることになりました。
たのしかった。

最後は、やっとこさ駆けつけてくれた私の宝物(よりこ、こうすけ、みほ)に祝福されてゴール。

  完走したでー。一歩もあるかんかったで。

  だいたいこんな雰囲気。

  今回の収益金が貼ってあった。最高や。

「完走証のことば」
完走証
参加種目:ハーフマラソン
記  録:2時間6分23秒
     太田裕士 殿
本日は第18回京都チャリティ・ファンランにご参加いただき、誠にありがとうございました。
ここに、上記の成績で完走されたことを証するとともに、感謝の念を表します。
これからも、「健康のため」そして「人のため」に走り続けてください。
平成16年6月6日
第18回京都チャリティ・ファンラン実行委員会
実行委員長 久保 喜正

たいへん意味深長な完走証であります。
ちょっとたちどまってこの言葉の意味を考えてみたいと思うポチクンであります。




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