あざいお市マラソン2004

本日は久しぶりに単独での旅打ち
始発で橿原を出発し、京都からは新幹線と在来線を乗り継いで
長浜から浅井町までお迎えバスでいざ出陣。

今日でなんとか滋賀県をクリアしてわたしのさすらいのマラソン行脚
やっとこさ近畿地方制覇!
この快挙に花を添えるべく、
いままでにない練習量で臨んだ私はひそかに自己記録更新!
なんてばかなことを目論んでいたりするのでした。

開会式前にはぷらぷらと歩いてくる谷川真理さんいきなりゲット!
おお、今日はついとるわい。

  強い風をたいへん気にしておられる谷川氏

んがっ、なかなか世の中そうはうまくいかんもんです。
来てみてはじめて知ったのだが、このコースは標高差100mを前半はずっと登りっぱなし。
後半はサクッと降りるというえげつないコースだったのです。
号砲がなってから数キロ、なかなか足が前へでません。
オクトーバーランの走り込みすぎで疲れも残っていたのでしょう。
にもかかわらず、ペースをつかめないまま風光明媚なアップコースを入れ込み気味に行ってしまったのでした。

さて、中間地点を過ぎて、もうスタミナが残っていません。
だらだら惰性で進みます。
やがてふとももの筋肉にこたえてきました。
そしてついにズンドコズンドコ後ろからきたじいさん連中に抜かれ始めました。
こうなると加速度的に元気がなくなってしまいます。
結局、しまいがた3kmほどはだいぶ歩いてしまいました
制限時間の2時間15分を気にしながら、
なんとかぎりぎりで戻ってこれました。

うーん、自己記録更新なんてまだまだおしりが蒙古斑…。
(直訳)
尻の青い青二才のくせして自己記録更新を考えるなんてまだまだ修行がたらんかったです。

軽い脱水症状にもなり、
事前のスタミナ補給不足も祟ったレースとなってしまい、いい教訓になりました。
前日の台風が過ぎて、めちゃめちゃいい天気で今日も真っ赤っかにやけてしまい、
長浜の太閤温泉につかったとたんにほっこりしてしまい、
帰り道がやたら長く感じた秋晴れの一日でした。
もう一つ教訓。お市マラソンは伝統的に新米が参加賞でございます。
2キロの米をさげて長浜の町をぶらつくのはたいへんきつうございました。

  ”出世城”こと長浜城



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