広い河川敷はいいよねー。奈良ではないですもの。
わたし、最近ヒジョーに体調悪うございまして
具体的には帯状疱疹（ヘルペス）なるものを患っております。
なんでも身体や精神の疲れがひどいときに、昔かかった水疱瘡の抗体が神経に沿って
発疹をつくるのだそうで、早期に対応しておけばあまり心配はないといわれていますが、
とにかくむちゃむちゃ痛いーっ！
夜なんか寝返り打つたんびに飛び起きちゃいますもの！
１週間前に発病した時には、医者に
「２週間安静にして薬ぬって、内服薬も飲んどくこと。運動は同じく２週間禁止！」
と言われてしまいました。
で、１週間は医者の言いつけを守っておとなしくしてました。
この静養で、最近の左膝痛や右足首痛が治っちゃったようです。
思いがけないラッキー！
そして、マラソンの前日、皮膚科で再度診てもらいました。
着実に治癒はしてるとのことでしたが、
マラソンの話をすると、やはりあと１週間はおとなしくしてろとのこと。
「でも、私、走らないとストレスたまるんです…」と、子供のような懇願に
「走らないでストレスためてもなんやから、5kmくらいならジョギングしてよろしい。」との話をとりつけました。
ほんまに子供のするような話でした。
それで家族に「医者がもう走ってもええ、ってゆうてくれた。」と報告するんだからかなりの確信犯(^^;;
そして迎えました５月３日。
朝６時に橿原発の電車で武庫川に向かいます。
近鉄、ＪＲ、阪神と乗り継いで駅についたらもう８時前。
ここは去年の秋のユリカモメマラソン(30km)以来ですが、
河川敷が尼崎側から西宮側に変わっています。
去年は台風のあとでタイヘンなところだったのに、気持ちよく走れた思い出があったので
これからも何度か来さしてもらおうと思っています。
広い河川敷はいいよねー。奈良ではないですもの。
貴重品をあずけてますと走快ねっとＲＣのみやけんさん、きっしゃんさんと会えました。
みやけんさんはしまなみの常連で、しまなみのへのＳＴＥＰとして毎年この大会にでておられます。
「ユリカモメいけたらしまなみは楽勝やでー。」と教えてくださいますが
当の私本人は、実は電車を乗り継いでここまで来ただけで半分へたっています。
案外体力というものは正直に衰えるものですな。
家族には10〜20キロ走って無理せんと帰ってくる、と言ってきている手前いちおう
「20km走れたらもうけもの。」と心づもりしておりましたが
走り始めるとなんですな。
本能というかなんというか行ってしまうものです。
ところで、このコースは10km折り返しを７周回するコースで、体調によってリタイアも簡単にできます。
そしてリタイアした人はちゃんと何周回でやめたかを申告するようになっています。
（あとからプログラムをみてみると過去の完走率は50％を切っていました。）
10kmを５５分、
20kmを２時間ジャスト。
案外いいペースでしたが、
ハーフ（21km）をこえたところから「カクッ」と身体にきました。
ポチクン名物の足の痙攣ではありません。
だるーくて、なんか内臓が「まいったー」ゆうてる感じです。
いままでにない感覚で、そもそもこんなに走ることができるとは思ってなかったし、
体調に思いっきり不安を感じていたので切りのいい30kmで未練なくリタイアを申告いたしました。
結局30kmを3時間25分で投了。
周回のたびにすれちがう数名のお知り合いの方と会釈できるのが非常にいい感じだったのですが、
仕方ありません。
スタッフの方も「マラソンは逃げへんからなー。またおいでや。」と言ってくださいました。感謝。また来ます。
給水所。ランナーの視点に立った給食が多く、ありがたい。
いつもおたのしみの銭湯も、今日はヘルペス治りかけ状態のためお預けです。
身体がしんどかったこともあり、そうそうに引き上げしばらく寝込みました。
もう大丈夫ですが…。
これからしまなみまでは、週末の「まとめ走り込み」に意識をおこうと思います。
ところで、今回初めてのウルトラ（フルマラソンより長い距離）にでましたが、
みなさん案外ペースが遅いのに驚きました。
しかし、よくよく考えてみますとしまなみはキロ９分半のペースで時間内完走できます。
自分の初フル（2000年ホノルル）がキロ１０分半。この時10km以降ほとんど足を引きずっており、歩くこととはほど遠かったことからすると
ふつうに歩けたら（実はこれがクセ者ですが）しまなみ、いけるのかもしれません。
とにかく、現時点では来月のしまなみ、
時間内完走でなく、なんとかして愛媛県領にたどりつくことを目標に切り替えて
スタミナ維持に努めることにします。
もちろん完走できたらもうけもの。
ウルトラのペースをはじめて経験できたのは貴重なことでした。
12:20 阪神武庫川駅からコースを見下ろす。まだまだランナーは走ってる。
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