蒜山高原マラソン2005

今年のピリカラ隊夏合宿蒜山高原マラソン(露天風呂の西の横綱「湯原温泉砂湯」つき)です。
前日(土曜)の朝8時にポチ宅を出発し、
西名阪・近畿道・中国道・米子道を経由して
お昼過ぎには湯原温泉に到着。
ダムの前にある超オープンな露天風呂「砂湯」につかりました。

それにしてもめちゃめちゃおおらかな露天風呂です。
料金無料。
申し訳程度の脱衣場。
露天風呂のすぐそばの川ではたくさんの人がマス釣りを楽しんでおられます。
(家族連れも多いのでお母さん方も釣り、したはります。)

最初は「え、こんなとこに入るん?」と躊躇いたしましたが
だんだんここの雰囲気に慣れてくるにつれて感覚がマヒしてきました。
温泉が熱いもんだからクールダウンするために
すぐ横を流れている川につかったりするんですが
恥ずかしいとかいう気持ちはなくなってしまっておりました。
本来の天然露天風呂ってこんな雰囲気なのかもしれません。
泉質も私好みでめちゃほっこりしました。
おすすめです。

ちなみに混浴です。
水着禁止です(^^;

で、翌日は車で30分ほどのところの
蒜山高原スポーツセンターへ移動。

私の野生のカンのおかげでいきなり招待選手の
天満屋のかつてのエース、山口衛里さんをいきなりキャッチしてしまいました(^^)v

近くでみるとめちゃ美人です。
近寄りがたい雰囲気の美しさです。
「写真撮らせていただいていいですか?」のお願いに
ポーズしてくれはりますが、表情が凍ってはります。
そら、突然知らんおっさんに写真とらしてくれゆわれたら
凍りますわなあ。
タレントさんやないねんし…。

  残念ながら写真写りがよくない。実物はすごい美人!

開会式とかの雰囲気もめちゃグッドです。
都市近郊の大会でよくあるようなガメった走りをしそうな人はぜんぜんおられません。
家族みんなで休日をスポーツで楽しんでいるような非常に牧歌的なムードが漂っています。

  コースのイメージ。ちなみに自転車道は走りませんでした。

サブローシローみたいな武冨豊監督。
ごっつう腰の低げな方です。
競馬の騎手(?!)でもいけそうなくらい身のこなし速そうです。

山口衛里さん。
1999年東京国際女子優勝。
2000年シドニーオリンピック7位。
2005年現役引退。
現在天満屋のアドバイザーをしておられます。
ぱっとみいのところいかつそうですがただ単にシャイなだけの方とお見受けしました。

泉有花さん。
現役です。
これをご縁に注目して応援したいと思います。

山本奈美枝さん。
現在マネージャーさんです。


   武冨監督   山口さん   泉さん   山本さん

  後方にそびえるは下蒜山ナリ。

さて、大会そのものはどうだったかといいますと
コースがえげつなくて
ハーフは標高差100m、10kmは標高差50mを
前半ひたすらのぼり、後半折り返してからはひたすらくだるという
高原マラソンの醍醐味満点のコースです。
ちなみに本日招待の天満屋のみなさんは
武富監督山口さんが私と同じ10kmを、
泉さん山本さんがハーフを走られました。

例によって最後尾からスタートしまして
シーズン最初で走り込み不足ということもあり、
ゆっくりと景色、空気を楽しみながらのぼりの道を走ります。

と、3km過ぎに武富監督とらえてしまいました。
まあ、本気で走ってはるわけではないのでしょうが、
有名人に追いつき、追い抜けるというのはそれなりに気持ちがいいものです。

きついきつい前半の登り坂でしたが
唯一楽しみだったのが
折り返してくる山口さんとすれ違えることでした。
折り返してくる先頭のランナーとすれちがってから20〜30人くらいあとだったか
ついに彼女を発見しました。
すれ違うとき手を振ってみましたが、
レース前から彼女の前を市松模様のCW-X(ハーフタイツ)はいてうろうろしてたもんだから
覚えていてくれたんでしょう、
はにかみながらもにこっと笑顔を返してくれました。
当然この瞬間から私は山口衛里ファンになりました(^^;

折り返してからの後半は
ずっと1702番の女性
おたがい意識しあいながら
抜きつ抜かれつでした。

残り1kmくらいからぶっちぎられてしまいましたが
めちゃ楽しくゴールできました。
ところがゴールを過ぎてRCチップをはずしてるところで
白目むきそうになってへたりこんでる女性のまわりに人だかりができてるのに気がつきました。
よくみるとさきほどの1702ガールです。
きっと最後に追い込みすぎたのでしょう。
回りの人から「横になったらどう?」
といわれているのですが、
プライドが許さないのか根性ありまくっているのか
絶対に横になろうとしません。
本来ならレース途中の健闘をたたえて握手を求めるとこですが、できませんでした。

あとでプログラムを確認すると、
彼女の所属は島根県警察学校となっていました。
すごい根性。
年令は18才!
島根県、ひいては日本の将来は明るいと実感しましたです(^^

さて、私がゴールしてしばらくしてから
雨が降り出し、
結局そのあと帰宅するまで大雨が断続的に続くあいにくのお天気となりました。
ゆえに、蒜山ジャージー牛は現地で見ることが出来ませんでした。
レース後の温泉として利用した休暇村蒜山高原は最高に雰囲気のいいところで
ぜひ、また訪れたいと思う岡山遠征でした。
これにてポチクンの日本全国さすらいの草ランナーの旅
めでたく18都府県目となったのでおじゃりました。


       尾上隊員 ポチ 沓掛隊員 辻井さん




トップページへ