伊達ももの里マラソン

今回は夜行高速バスを使ったハードな日程で
初めての東北遠征を敢行いたしました。

京都駅を金曜夜に出発するギャラクシー号にて
翌朝7時過ぎに郡山に到着。
ねむいというか、からだのあちこちが痛い。
(教訓、夜行バスは後部座席がよい)

  ギャラクシー号、郡山駅到着         

さて、今回はレンタカーを使っての會津方面観光と、飯坂温泉がセットです。

駅からちょっと離れたトヨタレンタカーでプリ蔵さん(プリウス)を借ります。
そっから朝メシくってさっそく會津若松方面へGO!
猪苗代あたりから磐梯山が大きくみえます。

  蕎麦の花満開の向こうに猪苗代湖がうっすらと         

第1の目当ては野口英世博士記念館。
子どものころ、もっとも初期に読んだ偉人伝のひとつです。
福島の英雄ですな。

  入り口に立ってる胸像         

  で、これが生家。手にやけどしはったとこですな。         

   有名な決意文。         

いまどきの若者はこういうものをどう感じるんでしょう?
なかなか迫力あったよ。

記念館にはいろんなものが展示されてましたが、
なんだか子どもの頃に読んだ伝記を思い出す
なつかしいものがいっぱいあったのでいくつかアップいたします。

  忍耐の碑。         

忍耐の碑。
英語では"Honesty is best policy."(正直は最良の策なり)と訳されています。
仏語では、えーとフランス語は知らんので訳文をみると
「忍耐は苦し、しかしその実は甘し」とされています。
どっかで聞いたことがあるな、と考えると、そうでんな、
私の心の師匠、谷川真理さん座右の銘でしたな。
ほー、谷川名人は案外勤勉なよい子だったのかもしれない。

  博士の墓碑に刻まれている言葉。         

  生家の前にて。         

  記念館前からは磐梯山がひときわ大きくみえました。         

ここでカーナビを会津若松市の鶴ヶ城にセット。
いやー、カーナビって便利だにゃー。
私のノア蔵さんにはもちろんついてません。
こんな年に2〜3回使うかどうかっていうような道具。

しかし、知らん町を旅行して観光地探しをするのには最高です。

ほんでもって、サクっと会津若松に来てしまいました。

  天守閣。さすがに美しい。         

私の大好きな松平容保公や新選組、白虎隊のことなど展示されています。
「ならぬことはならぬのです。」という會津武士の誇り高き精神、不屈の心、フェアな精神が何からとなく伝わってきます。
実はA型である自分の生き方ともよく符合します。
来てよかった。

天守閣の出口付近で白虎隊の舞踊をやっていました。
「小学校高学年の時の運動会で、男子は組み体操、女子は白虎隊の踊りやってたなー。」などと思い出しながらみてると
やはりそのとき同級生がやってた白虎隊のおどりそのものです。
なつかしかったです。

  マジな白虎隊舞踊。緊張感アリ。         

  とりあえず記念撮影。思い出に。         

この町はもう少し長居したかったんですが、
日程の都合もあり今度はカーナビを喜多方のラーメン館にセット。
(會津若松はきっとまた来ます。)
喜多方はこじんまりとした町ですが、
ラーメンによる町おこしがうまくできています。
暑かったけど非常にたのしくまわることができました。

  有名なまこと食堂。入り口はこんな感じ。         

  おいしかった。         

お昼をすませてやっとこさ宿泊地の飯坂方面へ。
しかし、磐越道は通りません。
せっかくなので裏磐梯へまわって「どっかん」のあとを目に焼き付けようという魂胆です。
五色沼でしばらくハイキングロードを歩きました。
けっこうきつかった。
人もいっぱいでした。

  毘沙門沼。         

  不思議な湖面の色でしたわ。         

さて、磐梯山の裏側、
「どっかん」のあとがくっきり残っていました。
めずらしいものを見させていただきました。

  どっかんの跡。桧原湖ごしに。         

夕刻、飯坂温泉到着。
お祭りやってました。
温泉はちょっとイメージしてたよりこじんまりしてましたが
食事には満足。
この日開幕した世界陸上を見ながら
バス遠征の疲れもあり、爆睡いたしました。

  盆踊りもやってました。         

さて、日付かわってやっとこさマラソン当日。
飯坂から大会会場までは10kmなのでプリ蔵さんだと楽勝だ、と思ってたら
会場付近でえらい渋滞になり、
駐車場ぐるぐるまわりをさせられました。

きくところによると、これまでで最多の4000人を越えるエントリーがあったとのこと。
「伊達もも」おそるべし。

なんとか4年ぶりの再会となるぼんらん師匠ご一行とも無事落ち合えて
しばしほっこりしました。
さらに、カンニャボさんにいたっては2002年以来やったなー。

それにしても暑かったですわ。

「遠来賞」なるものが、福島県と県境を接していない県から来た人にはもらえて
わたしらももちろんもらえました。
中身は桃。
しかしすごいサービスだな。
「遠来賞」あたってた人、はんぱな数やなかったし。

駐車場や会場付近で案内をしてくれるみなさんも
みんな気持ちよく挨拶してくれはるし、
スタッフみんなサービス精神満点だし、
どこかの関西の県も中身は見習うべきところがいっぱいあるなー、と感じましたです。

  今回遠征したピリカラ隊。         

  ぼんらんさんご一家と。         

  スタート地点そばでカンニャボさんと。わたしゃこれでも43才。         

スタートはさすがエントリーが多いだけあって小刻みになってました。
2分おきの出発でした。
あたりまえのように最後尾にならんだぼんらん師匠と私は直前にえらい往生しました。

  スタート前、けっこうな人です。(年代別出発)         

  カメんジョガーさんと。後ろにはもちろん誰もいてません(^^;         

  案外アップダウンあるぞ。(登り坂)         

  折り返してきた人たちと対向。         

  やっと折り返し。         

  私設エイドのスイカがおいしかったー。         

  タイコのみなさん。けっこうたくさんでてました。         

  ゴール地点。         

  ミスピーチ様。         

  遠来賞は桃。         

マラソンのあとはホカヤンのお友達に紹介いただいた霊山紅彩館で汗を流しました。
静かで落ち着いたところで、しかもお風呂が広く、ほっこりまったりできて最高でございました。
またいきたいな。 

  今回のお供、プリ蔵さん。         

  ほっこり、まったり、氷でひんやり。         

  霊山のやまなみ。         

  おみやげの會津地ビール&ドクター野口。         




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